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2021.05.24

まさかあの二人が!?

こんにちは、営業スタッフの福井大樹です。


梅雨の晴れない天候の中、世間は色々あって騒がしいですね!?(笑)


その中で、今日は会社の事や健康法などのお話ではなく、過去の体験談についてお話する事にお付き合いいただければと思います…。(笑)


以前私は15年間、同業他社に勤務していたというお話をしました…。その会社を去る事になった経緯をお話する事は控えますが、当時(2016年)はまだ晩婚ながら結婚したばかりの新婚でした…。

余談かもしれませんが、前年(2015年)の妻の誕生日に入籍し、その年(2016年)の私の誕生日に親族だけの挙式を上げていたのでした。


それから正月に妻の実家に帰省し、妻の家系への墓参は行ったのですが、私の方の父方と母方双方の家系への墓参りはまだ済ませておりませんでした…。


私自身は特定の宗教の信者ではないのですが、常々先祖を敬う気持ちは大事にするべきだという思いから、墓参りは妻をめとった際には、一緒に行きたいと考えておりました。そこでこの考えを妻に話し、実務から離れて約2か月にも及ぶ有給休暇の間に、私の父方と母方の家系が眠る菩提寺への墓参りに同行してもらうことにしたのでした。


双方の家系への墓参りをするために現地のホテルに宿泊し、墓参りに向かうその日は朝から小雨が降りしきっており、後悔はないものの何のあてもなく15年お世話になった会社を去った寂しさから、少し気分が憂鬱な感じがしておりました…。先ずは父方の家系の菩提寺へと向かうために車を走らせて、現地に着いたのはお昼を少し回った頃だったでしょうか…!?


その父方の家系が眠る菩提寺は、歴史のある古刹であり、現地では葡萄寺として薬師如来像が葡萄を抱えていることでも有名ですし、戦国時代には戦国最強の騎馬軍団を擁した武田信玄の後継者である四男武田勝頼が、織田・徳川連合軍に追い詰められ敗走していた際に休息に立ち寄った寺として、そして戊辰戦争の折には新政府軍3000名を、旧幕府軍300名を指揮する近藤勇が、その山門前で敗戦覚悟で立ち向かった事でも有名な観光スポットでもあったのでした…。(すぐ後に”聖地巡礼”スポットとして注目を浴びます!)

そのお寺は山の麓(ふもととはたいそうですが…)に受付所があり、歴史のある山門をくぐって長い長い階段を登り終えると、山の中腹の境内に本堂と地元の方々のお墓がある霊園が本堂の脇と葡萄畑の間に広がっております。


車を山の麓の駐車場に停め、受付所の女性に駐車料金(拝観料)を支払い、訪問の目的を告げた後にこう言われました…。


「今ねぇ、何かの映画の撮影を境内でしているんですよ…。」


そう告げられても、私は特に関心を持つ事も無かったので、車を駐車場に停めた後、妻と二人、長い長い境内へと続く階段をゆっくりと登り始めました。


私と妻はお互いにヒィヒィ言いながら長い階段をやっと登り終えた後、本堂を正面にして一人境内に佇む青年を目にしたのでした。

その青年は、青いデニムシャツを羽織り、表情にはどこか幼さを残しており、ごく”フツー”の小柄な眼鏡をかけた青年でした…。


まさかこの青年が後に世間に一大旋風を巻き起こし、皆から祝福される存在になるとはその時は思いもよりませんでした…!


この続きはまたの機会にしましょう!電車がなくなってしまいますから…!(笑)