2022.04.28
何かと気を遣う世の中ですね…
皆さん、こんにちは。営業スタッフの福井大樹です。
世間はこれからゴールデンウイークへと入りますが、今年のゴールデンウイークはなかなか気持ちよく晴れる日が少ないようですね…。
さて、大型連休を前に痛ましい事故が起こりました。
北海道斜里町の知床半島沖で、クルーを含めた26人が乗った観光船「KAZU1(カズ1)」が遭難しました。
事故から5日経ってようやく「知床遊覧船」の社長が会見を開いたことに対して、多くの非難の声が上がっています。
確かにあの会見の内容では、事故に遭われて親族が消息不明となったり、亡くされたご家族の方々からしてみたら、残念な内容でした…。
デリケートな問題なので、発言に気を遣わなければなりませんが、この事故が風化しないように、またお客様の命を預かる仕事を生業にしている方々は、この痛ましい事故を忘れてはいけませんね…。
また、この事故に関連した事象で気になることがありました。
4月24日から放送開始したドラマ「金田一少年の事件簿」の第2話が、1週間延期されると発表されました。
どうやらドラマの内容が海に囲まれた孤島で起きた殺人事件が題材となっているため、この遊覧船の事故を想起させるからだそうです…!?
いわゆる最近よく耳にする「BPO問題」のため、制作サイドが”自粛”されたようですね…。
「BPO」とは、「公共の倫理」を守るために存在している”放送倫理・番組向上機構”の事を指します。
しかし皆さんはどう思いますか!?
ドラマの中で、海に囲まれた孤島が映し出されて、そこで殺人事件が起こる展開を目にして、この事故を連想されますか!?
色々な人がいますから、なかにはこの事故を連想する人もいるかもしれませんが、あまりにも気を遣わなければいけないなぁ、と思ってしまいますよね…。
ここ10年あまり、あらゆる企業や団体は、「コンプライアンス」を意識しつつ営業活動や事業展開をしています。
それによりこれまで問題視されてこなかった事柄が浮き彫りになり、改善へと向かう事もあったかと思います。
皆さん、最近テレビドラマで二時間ドラマが少なくなっているでしょう!?
その二時間ドラマの中で、昔は女性の裸が平気で映し出されていましたよね!?
あれはいわゆる「視聴率稼ぎ」のための演出で、よく9時59分当たりに、裸の女性が温泉に入浴するシーンがあてがわれていました。
時刻が10時になるにしたがって、番組を変えられるのを防ぐ手法だったんですね。時刻が10時になったとしても、そのまま視聴してもらい、最後まで観てもらうための制作サイドの”工夫”だったわけです…。
確かにまだ異性に興味を示していない子供や、女性の存在を軽く扱っていることに対して悔しい感情を持っている方々にとっては、改善されてしかるべき内容です。
ですからドラマの内容に「面白み」が無くなってしまったかもしれませんが、子供の健全な成長や世の中の思想や捉え方の改善といった観点からすると、そういった”お色気シーン”が無くなった現象は良かったのではないかと思います。
その一方で、”重箱の隅をつつく”ようなまねをして、表現や行動の幅を狭めてしまうのもいかがなものかとも思う時があります…。
この話題に触れたついでに、もう一つお伝えしたいお話があります。
昭和48年に放送された特撮番組の「ウルトラマンタロウ」をご存知ですか!?
ウルトラマンに、和風の名前が付いていて、しっくりこないという方もおられるのではないでしょうか!?(笑)
実は番組名は、「ウルトラマンジャック」というタイトルが用意されていたそうなのですが、昭和45年に起きた「よど号ハイジャック事件」の影響を受けて、”ジャック”という名前を変更したそうなのです!?
ここにも何だか”重箱の隅をつつかれないよう”にする日本人の気遣いが感じられますし、窮屈さが感じられますよね…。
ちなみに”浮いて”しまった「ジャック」という名前は、それから11年後、”新マン”や”帰りマン”、”ウルトラマン2世”と呼ばれていた胸や四肢のボディラインのデザインが二重線の「帰ってきたウルトラマン」の名前として採用されました。
何かと気を遣わないといけないご時世ですから、慎重に物事を進めていったり、仕事をする事が必要でしょうが、「縮こまらずに思いっきり表現する」という姿勢も、時には必要ではないかなぁ、と思います。
はたして皆さんはどうお考えになられますでしょうか…!?
世間はこれからゴールデンウイークへと入りますが、今年のゴールデンウイークはなかなか気持ちよく晴れる日が少ないようですね…。
さて、大型連休を前に痛ましい事故が起こりました。
北海道斜里町の知床半島沖で、クルーを含めた26人が乗った観光船「KAZU1(カズ1)」が遭難しました。
事故から5日経ってようやく「知床遊覧船」の社長が会見を開いたことに対して、多くの非難の声が上がっています。
確かにあの会見の内容では、事故に遭われて親族が消息不明となったり、亡くされたご家族の方々からしてみたら、残念な内容でした…。
デリケートな問題なので、発言に気を遣わなければなりませんが、この事故が風化しないように、またお客様の命を預かる仕事を生業にしている方々は、この痛ましい事故を忘れてはいけませんね…。
また、この事故に関連した事象で気になることがありました。
4月24日から放送開始したドラマ「金田一少年の事件簿」の第2話が、1週間延期されると発表されました。
どうやらドラマの内容が海に囲まれた孤島で起きた殺人事件が題材となっているため、この遊覧船の事故を想起させるからだそうです…!?
いわゆる最近よく耳にする「BPO問題」のため、制作サイドが”自粛”されたようですね…。
「BPO」とは、「公共の倫理」を守るために存在している”放送倫理・番組向上機構”の事を指します。
しかし皆さんはどう思いますか!?
ドラマの中で、海に囲まれた孤島が映し出されて、そこで殺人事件が起こる展開を目にして、この事故を連想されますか!?
色々な人がいますから、なかにはこの事故を連想する人もいるかもしれませんが、あまりにも気を遣わなければいけないなぁ、と思ってしまいますよね…。
ここ10年あまり、あらゆる企業や団体は、「コンプライアンス」を意識しつつ営業活動や事業展開をしています。
それによりこれまで問題視されてこなかった事柄が浮き彫りになり、改善へと向かう事もあったかと思います。
皆さん、最近テレビドラマで二時間ドラマが少なくなっているでしょう!?
その二時間ドラマの中で、昔は女性の裸が平気で映し出されていましたよね!?
あれはいわゆる「視聴率稼ぎ」のための演出で、よく9時59分当たりに、裸の女性が温泉に入浴するシーンがあてがわれていました。
時刻が10時になるにしたがって、番組を変えられるのを防ぐ手法だったんですね。時刻が10時になったとしても、そのまま視聴してもらい、最後まで観てもらうための制作サイドの”工夫”だったわけです…。
確かにまだ異性に興味を示していない子供や、女性の存在を軽く扱っていることに対して悔しい感情を持っている方々にとっては、改善されてしかるべき内容です。
ですからドラマの内容に「面白み」が無くなってしまったかもしれませんが、子供の健全な成長や世の中の思想や捉え方の改善といった観点からすると、そういった”お色気シーン”が無くなった現象は良かったのではないかと思います。
その一方で、”重箱の隅をつつく”ようなまねをして、表現や行動の幅を狭めてしまうのもいかがなものかとも思う時があります…。
この話題に触れたついでに、もう一つお伝えしたいお話があります。
昭和48年に放送された特撮番組の「ウルトラマンタロウ」をご存知ですか!?
ウルトラマンに、和風の名前が付いていて、しっくりこないという方もおられるのではないでしょうか!?(笑)
実は番組名は、「ウルトラマンジャック」というタイトルが用意されていたそうなのですが、昭和45年に起きた「よど号ハイジャック事件」の影響を受けて、”ジャック”という名前を変更したそうなのです!?
ここにも何だか”重箱の隅をつつかれないよう”にする日本人の気遣いが感じられますし、窮屈さが感じられますよね…。
ちなみに”浮いて”しまった「ジャック」という名前は、それから11年後、”新マン”や”帰りマン”、”ウルトラマン2世”と呼ばれていた胸や四肢のボディラインのデザインが二重線の「帰ってきたウルトラマン」の名前として採用されました。
何かと気を遣わないといけないご時世ですから、慎重に物事を進めていったり、仕事をする事が必要でしょうが、「縮こまらずに思いっきり表現する」という姿勢も、時には必要ではないかなぁ、と思います。
はたして皆さんはどうお考えになられますでしょうか…!?