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2022.02.02

人生100年時代の孤独

皆さん、こんばんは。営業スタッフの福井大樹です。

月日が流れるのは本当に早いものですね!?

もう1月が終わり、2月になりました。

1月は居ぬ。2月は逃げる。3月は去る…。

昔の人はよく言ったものですね…。

さて、この10年程の間ですが、テレビ等で観てきた政治家、スポーツ選手、芸能人、文化人等の著名人の方々が亡くなっていくのを、目にする機会が増えてきました。

昨日(2月1日)も石原慎太郎さんの訃報がありましたが、かつての勇ましいお姿が印象的だったので、驚きの報せではありました…。

その際の報道で、石原伸晃氏、石原良純氏等、4人兄弟が揃って、父である石原慎太郎さんについてコメントを述べている姿と、盟友亀井静香氏が、ご遺体に面会された後、ニュース番組のインタビュアーに、「バカヤロー、と言ってやったよ!(笑)」と寂しげな笑顔で答えられていた姿を視ると、家族と良き友に囲まれた人生を送っていたんだなぁ、と感じました…。

その時、自分はどんな”人生の終い方”をするんだろう…、とふと思ってしまいました…。

私と妻には子供がおりません。夫婦二人でこれからも人生を歩んでいくつもりです。

また、お互いの親戚筋の方々とは、なかなかお会いする機会がありませんが、幸い良好な関係を保っています。

ですがその関係性に甘えていたり、安心してはいけないとも、心の片隅にはあるんですね…。

どこかで必ずやってくる”孤独”に対して、心構えを持つべきだと感じています。

以前勤めていた会社の後輩に、自分自身は独身ながら、妹夫婦に出来た娘(姪)をとても可愛がっていた男がいました。

その姪っ子が欲しがる物を、伯父の立場ながら、出費も気にせず、その子の両親の存在も気にせず、買い与えては喜んでいました。

私は、彼のその姿を批判する気は全くないのですが、傍から見ていて感じたのは…、

”ふた親には敵わないだろうなぁ”

という率直な意見でした…。

特殊な場合を除いて、多分両親がいれば、こどもの優先順位は産み育ててくれた「父親」と「母親」です。

叔父(伯父)や叔母(伯母)、そしていとこ等の親戚関係は、”その次”でしょう…。

自分の人生が終わりを告げる時、見送る人たちの中に、”そういった人たち”がいない事も考えられます…。

もし今後も独り身で過ごす気であれば、「孤独」と向き合っていかないといけません…。

数年前、テレビのバラエティー番組で、マツコ・デラックスさんが冗談半分で…、

「アタシもう覚悟できてるもん。絶対アタシ孤独死するわよ!だってそうじゃない!?こんなデブなオカマを誰が看てくれるのよ!?(笑)」

と共演者の方に言っていたのが忘れられません。(笑)

独身だろうが、結婚していようが、仲間たちに囲まれていようが、人間は”最後”は独りになります…。

それに対して備えておくことも大事じゃないかと思うんですね…。

縁起でもない話だと思われる方が多いかと思うのですが、「死」を意識すれば、「終わり」が感じられます。そうすれば残された時間を、もっと大事に使えるのではないかと思うのです。

ビートたけしさんが、もうずっと昔にテレビ番組の中で…、

「”生”と”死”を対義語のようにしてるけど、そうじゃなくて”生”の行きつく先に”死”があるんだよね。だから常に”死”について意識して、”生”をいかに扱うかが大事じゃないかな…」

なんてことを言っていたのを、覚えています。

「死」や「孤独」は、明確なようでどこか漠然としてもいます…。

ですが「現代(いま)」を生きる私たちは、やはりきちんと自覚して受け入れる心構えは持っておくべきだと思います。

”人生はトントン”

以前の投稿の中で触れた話題です。

トントンだからって、何もせずいたずらに時間を使っては、なんだかもったいないですよね!?

最終的に「死」に至り、「孤独」になるにしても、前向きに生きていくことっていいですよね…!?

私もそうですが、皆さんもそうして生きていけますかね…!?(笑)