2022.01.25
すぐそこにある社会問題…!?
皆さん、こんばんは。営業スタッフの福井大樹です。
今更ながらお話するのも野暮な話ですが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用している人たちがたくさんいます。
その中の一人に私もいるのですが、最近下火になっている「Facebook」を私はよく利用しています。
その中で見かけたニュースに、「9060問題」というものがありました…。
何のことだかお解りになりますか…!?
10年程前に社会問題として注目されたものに、「8050問題」というものがありました。
80代の親が、社会に適応できず自宅(実家)で引き籠り生活を送る50代の子息を養うという、由々しき問題です。
高齢社会となったために、親の世代の長寿化、そして問題の長期化を招いてしまい、この問題は今やそのままスライドしたような状態で、”90代の親が、60代の家に引き籠る子息を養う”といった事態へと”悪化”してしまったようなんです…!?
その「Facebook」のニュースで取り上げられていた家族は、90代の父親と、60代の無職の長男、そして50代半ばの長女が暮らす一家でした。母親は既に他界しており、現在は父親の年金収入だけで、細々と家族三人で生活しているようなのでした…。
こんな社会問題が、私たちの日常生活の中に、当たり前のように現れ始めているんですね…。
個人のプライバシーがありますので、あえて抽象的にお話しますが、この社会問題を抱えている友人が私にはいます…。
その人は既にご両親を亡くされているのですが、兄弟は健在で兄と弟がいます。
しかしその2人の兄弟が共に”引き籠り生活”を何十年も続けており、今ではご両親が遺された遺産で、細々と生活しているようなのです。
その人は、ごく普通に進学し、一般企業に就職した後、独立を果たし、更には活動の拠点を関東へと移し、今ではその人が働く世界では、けっこう名の通った存在へと成長し、社会的成功を収めるまでに至っているんです。
その人は、生き生きと自分が生きたいように生きています。
数年前に会食し家庭の事情を聞いた際には、その兄弟たちに愛想を尽かしたようで、縁を切りたいような口ぶりでした。きっと自身の社会的成功にとっては、何かと”都合が悪い””手枷足枷”のような家庭の事情のようなのです…。
社会問題として取り上げられる人たちが、どうして”引き籠って”しまったのかは、私には理解できません…。
ただ、この問題を診るにあたり、何となく感じるのは、現代は何かと”息苦しい世の中”として彼らには写っているんじゃないかな、と思えるのです…。
「勉強は出来なきゃダメ!」
「他人とキチンと付き合える社交的な性格じゃなきゃダメ!」
「友達は多くて当たり前!」
「世間が納得する仕事に就いて、自立して当たり前」
「仕事は成功して当たり前!」
「結婚して家庭を持つことは当たり前!」
「結婚したら、子供を産んで当たり前!」
「持ち家を買って一人前の大人」
「仕事では、出世して当たり前!」
「趣味で〇〇を嗜むのは、大人なら当たり前!」
等々…。
こういった”当てはめ”の項目が世の中にはいくつもあって、それらをこなしてこそ”大人”だと認められるような風潮がまだ残っていますし、目に見えない形できっと彼らに重圧をかけているのかもしれませんね…!?
時代の価値観は、その時代によって様々な変化を見せます。
だから大事なのは、他人の価値観に振り回されることなく、自分自身の価値観を確立させて、しっかりとした足取りで自分の人生を歩んでいくことではないかと思うんですね…。
もちろんその過程には「学びの姿勢」も大事にするべきで、他者からの「教え」を自らの成長へとつなげる努力は必要です!
話は逸れますが、かつて阪神タイガースに、「浪速の春団治」こと川藤幸三さんという、「代打の切り札」たる選手がいました。
彼はチャンスで代打として起用され、見事チームやファンの期待に応えるヒットを打つこともあれば、凡打や三振に倒れることもありました。
期待に応える事が出来ず、ファンのヤジを受けたり、取材する記者たちの意地悪な問いかけに対して、毅然とした態度でこう言ってのけたそうです…。
「(ワシを)使うたヤツ(監督やコーチ)が悪い!」(笑)
波乱に満ちた人生を歩んでいくのであれば、これくらいの気概がいるのかもしれませんね!?(笑)
私もそうですし、皆さんも、ずっと順風満帆な人生ではないと思います。
長い人生、振り返った時に、あの時しんどかったなぁ…、だけどあの時があったからこそ今があるんだよね、と笑い話になるように、日々生きていくことが大事だと思います。
今回取り上げた事態は、私が考えている程簡単な事ではないかもしれません…。
ただ、”世間の物差し”を意識しすぎて息苦しく感じるなら、そういったものを気にせず、自分の歩幅で歩き始めてみるのも良いんじゃないかと思います…。
皆さんは、どう感じられたでしょうか…!?
今更ながらお話するのも野暮な話ですが、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を利用している人たちがたくさんいます。
その中の一人に私もいるのですが、最近下火になっている「Facebook」を私はよく利用しています。
その中で見かけたニュースに、「9060問題」というものがありました…。
何のことだかお解りになりますか…!?
10年程前に社会問題として注目されたものに、「8050問題」というものがありました。
80代の親が、社会に適応できず自宅(実家)で引き籠り生活を送る50代の子息を養うという、由々しき問題です。
高齢社会となったために、親の世代の長寿化、そして問題の長期化を招いてしまい、この問題は今やそのままスライドしたような状態で、”90代の親が、60代の家に引き籠る子息を養う”といった事態へと”悪化”してしまったようなんです…!?
その「Facebook」のニュースで取り上げられていた家族は、90代の父親と、60代の無職の長男、そして50代半ばの長女が暮らす一家でした。母親は既に他界しており、現在は父親の年金収入だけで、細々と家族三人で生活しているようなのでした…。
こんな社会問題が、私たちの日常生活の中に、当たり前のように現れ始めているんですね…。
個人のプライバシーがありますので、あえて抽象的にお話しますが、この社会問題を抱えている友人が私にはいます…。
その人は既にご両親を亡くされているのですが、兄弟は健在で兄と弟がいます。
しかしその2人の兄弟が共に”引き籠り生活”を何十年も続けており、今ではご両親が遺された遺産で、細々と生活しているようなのです。
その人は、ごく普通に進学し、一般企業に就職した後、独立を果たし、更には活動の拠点を関東へと移し、今ではその人が働く世界では、けっこう名の通った存在へと成長し、社会的成功を収めるまでに至っているんです。
その人は、生き生きと自分が生きたいように生きています。
数年前に会食し家庭の事情を聞いた際には、その兄弟たちに愛想を尽かしたようで、縁を切りたいような口ぶりでした。きっと自身の社会的成功にとっては、何かと”都合が悪い””手枷足枷”のような家庭の事情のようなのです…。
社会問題として取り上げられる人たちが、どうして”引き籠って”しまったのかは、私には理解できません…。
ただ、この問題を診るにあたり、何となく感じるのは、現代は何かと”息苦しい世の中”として彼らには写っているんじゃないかな、と思えるのです…。
「勉強は出来なきゃダメ!」
「他人とキチンと付き合える社交的な性格じゃなきゃダメ!」
「友達は多くて当たり前!」
「世間が納得する仕事に就いて、自立して当たり前」
「仕事は成功して当たり前!」
「結婚して家庭を持つことは当たり前!」
「結婚したら、子供を産んで当たり前!」
「持ち家を買って一人前の大人」
「仕事では、出世して当たり前!」
「趣味で〇〇を嗜むのは、大人なら当たり前!」
等々…。
こういった”当てはめ”の項目が世の中にはいくつもあって、それらをこなしてこそ”大人”だと認められるような風潮がまだ残っていますし、目に見えない形できっと彼らに重圧をかけているのかもしれませんね…!?
時代の価値観は、その時代によって様々な変化を見せます。
だから大事なのは、他人の価値観に振り回されることなく、自分自身の価値観を確立させて、しっかりとした足取りで自分の人生を歩んでいくことではないかと思うんですね…。
もちろんその過程には「学びの姿勢」も大事にするべきで、他者からの「教え」を自らの成長へとつなげる努力は必要です!
話は逸れますが、かつて阪神タイガースに、「浪速の春団治」こと川藤幸三さんという、「代打の切り札」たる選手がいました。
彼はチャンスで代打として起用され、見事チームやファンの期待に応えるヒットを打つこともあれば、凡打や三振に倒れることもありました。
期待に応える事が出来ず、ファンのヤジを受けたり、取材する記者たちの意地悪な問いかけに対して、毅然とした態度でこう言ってのけたそうです…。
「(ワシを)使うたヤツ(監督やコーチ)が悪い!」(笑)
波乱に満ちた人生を歩んでいくのであれば、これくらいの気概がいるのかもしれませんね!?(笑)
私もそうですし、皆さんも、ずっと順風満帆な人生ではないと思います。
長い人生、振り返った時に、あの時しんどかったなぁ…、だけどあの時があったからこそ今があるんだよね、と笑い話になるように、日々生きていくことが大事だと思います。
今回取り上げた事態は、私が考えている程簡単な事ではないかもしれません…。
ただ、”世間の物差し”を意識しすぎて息苦しく感じるなら、そういったものを気にせず、自分の歩幅で歩き始めてみるのも良いんじゃないかと思います…。
皆さんは、どう感じられたでしょうか…!?