2021.11.27
命の重さを考えると…
皆さん、こんばんは。営業スタッフの福井大樹です。
季節の急な変化に戸惑いますね…。朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたから、体調を崩さないようにご自愛ください。
さて、またしても痛ましい事件が起こってしまいましたね…。
愛知県弥富市の中学校で、3年生の男子生徒が同級生に腹部を包丁で刺され死亡するという事件です。
未成年による、こういった殺傷事件は今に始まった訳ではありませんが、やはり考えさせられる事が多くあると思います…。
”人を刺してやろう!”と思って、実行に移してしまう精神状態は、常軌を逸しています。
だからこういった精神状態に至ってしまうのは、やはり普段からの家族や友人たちとの触れ合いや、”精神(こころ)”と”身体(からだ)”を形成する「普段の食事」に、何か問題があるのではないか、と権威も資格も何も無い素人ながらに思ってしまいます…。
ホントに”キレやすい”人たちが増えてきました…。
皆さんも何か感じる事はありませんか…!?
こんな時代の流れの中、こういった若者たちが増えてくるのではないかと、30数年前から予想していた人物がいます…。
少し時間をさかのぼりますが、今月11月3日に、皇居で文化勲章の親授式が執り行われました。
元プロ野球選手の長嶋茂雄さんや、歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんらが受賞された事に注目が集まりましたが、こういった有名人に隠れた形で文化功労者に、富野由悠季さんが選出されました。
全世代的に有名な方ではありませんが、「機動戦士ガンダム」の原作者といえば、何となく判っていただけるでしょうか…!?
世間一般では、「アニメ作品の監督」といった認識が主流を占めていますが、様々なメディアにおいて、色々な物事への意見を聞いていると、すごく興味をそそられます!
この富野由悠季さんですが、「機動戦士ガンダム」のヒット後、様々な作品を手掛け挑戦していたのですが、なかなか「ガンダム」を超える作品を生み出せず、とうとう制作サイドとおもちゃメーカー等のスポンサーから…、
「次(の企画)は、”ガンダム”をやってくれ!」
と釘を刺され、やむなく”ガンダム”の後継作品である「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」を制作する事となりました。
後年に自分の仕事ぶりを振り返った回顧録のような物を読んでみますと、その当時の鬱憤を、その作品の中に吐き出したような感じだったそうです…。
なので、この作品の内容は、小学生たちには難しく、作品の内容もどことなく暗い展開を示していましたし、何よりも主人公の少年が、今で言う”キレやすい”人物だったのです!?
ですから当然低年齢層の視聴者たちにはなかなかこの作品は受け入れられず、クレームが多かったそうです。
ですが後年、この作品の魅力が見直され、テレビ放映から実に20年後に、再編集されて劇場公開されるまでに至っていますし、今でも制作され続けている同じ時間軸の作品には影響を与えています。
記憶がところどころ欠けていますが、回顧録を読んでみますと、製作段階において、世間を見渡してみると、何だか少年少女たちが、どことなく焦燥感に駆られて”明るさ”がなく、”苛立って”いるように見えたそうです…。
そんな彼ら彼女らを見て、今後はこういった少年少女たちが増えていくんだろうなぁ、と思い、「お前らも頑張らなきゃダメだぞ!」と、発破をかける意味で、それまでのヒーロー然としたキャラクターにはしなかったそうです。
更には数年後の別の作品でのインタビューでは、「命の重さ」を理解できていない、若者やアニメーター(アニメ制作者)が増えてきたと、危惧の念を持っていたそうです。
まだまだお伝えしたいと思っていますが、帰りの電車が無くなります!(笑)
続きはまたの機会に…。
季節の急な変化に戸惑いますね…。朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたから、体調を崩さないようにご自愛ください。
さて、またしても痛ましい事件が起こってしまいましたね…。
愛知県弥富市の中学校で、3年生の男子生徒が同級生に腹部を包丁で刺され死亡するという事件です。
未成年による、こういった殺傷事件は今に始まった訳ではありませんが、やはり考えさせられる事が多くあると思います…。
”人を刺してやろう!”と思って、実行に移してしまう精神状態は、常軌を逸しています。
だからこういった精神状態に至ってしまうのは、やはり普段からの家族や友人たちとの触れ合いや、”精神(こころ)”と”身体(からだ)”を形成する「普段の食事」に、何か問題があるのではないか、と権威も資格も何も無い素人ながらに思ってしまいます…。
ホントに”キレやすい”人たちが増えてきました…。
皆さんも何か感じる事はありませんか…!?
こんな時代の流れの中、こういった若者たちが増えてくるのではないかと、30数年前から予想していた人物がいます…。
少し時間をさかのぼりますが、今月11月3日に、皇居で文化勲章の親授式が執り行われました。
元プロ野球選手の長嶋茂雄さんや、歌舞伎俳優の尾上菊五郎さんらが受賞された事に注目が集まりましたが、こういった有名人に隠れた形で文化功労者に、富野由悠季さんが選出されました。
全世代的に有名な方ではありませんが、「機動戦士ガンダム」の原作者といえば、何となく判っていただけるでしょうか…!?
世間一般では、「アニメ作品の監督」といった認識が主流を占めていますが、様々なメディアにおいて、色々な物事への意見を聞いていると、すごく興味をそそられます!
この富野由悠季さんですが、「機動戦士ガンダム」のヒット後、様々な作品を手掛け挑戦していたのですが、なかなか「ガンダム」を超える作品を生み出せず、とうとう制作サイドとおもちゃメーカー等のスポンサーから…、
「次(の企画)は、”ガンダム”をやってくれ!」
と釘を刺され、やむなく”ガンダム”の後継作品である「機動戦士Z(ゼータ)ガンダム」を制作する事となりました。
後年に自分の仕事ぶりを振り返った回顧録のような物を読んでみますと、その当時の鬱憤を、その作品の中に吐き出したような感じだったそうです…。
なので、この作品の内容は、小学生たちには難しく、作品の内容もどことなく暗い展開を示していましたし、何よりも主人公の少年が、今で言う”キレやすい”人物だったのです!?
ですから当然低年齢層の視聴者たちにはなかなかこの作品は受け入れられず、クレームが多かったそうです。
ですが後年、この作品の魅力が見直され、テレビ放映から実に20年後に、再編集されて劇場公開されるまでに至っていますし、今でも制作され続けている同じ時間軸の作品には影響を与えています。
記憶がところどころ欠けていますが、回顧録を読んでみますと、製作段階において、世間を見渡してみると、何だか少年少女たちが、どことなく焦燥感に駆られて”明るさ”がなく、”苛立って”いるように見えたそうです…。
そんな彼ら彼女らを見て、今後はこういった少年少女たちが増えていくんだろうなぁ、と思い、「お前らも頑張らなきゃダメだぞ!」と、発破をかける意味で、それまでのヒーロー然としたキャラクターにはしなかったそうです。
更には数年後の別の作品でのインタビューでは、「命の重さ」を理解できていない、若者やアニメーター(アニメ制作者)が増えてきたと、危惧の念を持っていたそうです。
まだまだお伝えしたいと思っていますが、帰りの電車が無くなります!(笑)
続きはまたの機会に…。