ブログ
Blog
2021.08.02

土地の縁起はあるか!?

こんにちは、営業スタッフの福井大樹です。


8月に入りました。日頃、仕事中心の生活をしていると、季節の移り変わりに疎くなるんですが、ふと立ち止まって考えてみると、今年も半分以上が過ぎています。月並みな表現ですが、月日が経つのはほんとに早いですねぇ…。


昨日の定休日に、地元の商店街に出かけてみると、交差点の角の物件に、韓国風フライドチキン”ヤンニョムチキン”のお店が新装開店していました!


ただこのお店が入っている店舗物件は、過去にたこ焼き屋が入り、次に唐揚げ屋が入り、その後何かのテイクアウト主体の飲食店が入っていたという過去があり、いわゆる流行らない物件なんです。このお店も今は開店したてなので、開店祝いのお花が飾られていて華やかですが、どうなるでしょうか…!?


皆さんは建物やお店の縁起、又は土地の因縁等は信じますか!?私は科学的根拠とか霊感とか、そういった類のものはありませんが、縁起や因縁はあるのかなぁ、と思うのです。


有名な話としては、既に39年も前の話なので、それなりの年代の方しか覚えてはいないかと存じますが、1982年(昭和57年)に発生した東京都千代田区永田町にあった「ホテルニュージャパン」の火災を覚えておられる方はどれほどおられるでしょうか!?


戦後最悪の大火災が起こったその土地は、あまり縁起が良くない場所にあったそうです…。その場所で起こった主な出来事を時系列で追ってみますと…、


1982年(昭和57年)には、ホテルニュージャパン火災

1963年(昭和38年)には、このホテルの地下にあったナイトクラブ「ニューラテンクォーター」にて、昭和のプロレス界の英雄力道山が、反社会勢力の青年と口論の末刃物で刺されるという事件が発生(7日後に腹膜炎にて死去)

1945年(昭和20年)には、この土地にあった日本料亭「幸楽」が東京大空襲にて全焼

1936年(昭和11年)には、帝国陸軍の青年将校らによるクーデターにより、この日本料亭「幸楽」が占拠される


といった具合に、大きな時間の流れの中でわずか50年足らずの間に、これだけ縁起の良くない出来事が起こっています…。

何か我々人間の人智を超えた物の力により、この土地は負の連鎖を呼んでいるのかもしれませんね…!?ちなみに以前お世話になっていた会社の上司が話してたお話の受け売りで恐縮なのですが、こういったあまり縁起が良くない土地を、”気枯地(けがれち)”というんだそうです。”良い気”が枯れてしまうほど悪い土地という意味なんだそうです。これに対して良い縁起を持っている土地の事を、”弥盛地(いやしろち)”というんだそうです。その土地は、住むと繁栄し、生き物はよく育つ場所でもあるそうです。又、この弥盛地の国内の7割から8割には、神社仏閣が占めているんだそうですよ!?きっと昔の風水師であったり占い師の人たちには、土地の良し悪しが判り、良い縁起の場所に神社仏閣を建立したのでしょうね…!?


その中で、我々の西大寺の本社はどうかというと、恐らく”弥盛地”でしょう!(笑)


この場所は、支えてくれている会員様にたくさん集まっていただいておりますし、何より活気があります!そしてそこに集まるお客様たちは元気ですし、差し入れしていただいた生花や観葉植物は長持ちするんです!


きっと前向きなお客様たちが集まっていただいているので、良い気が満ちていて、その影響により植物も息が長いのではないかと思うのです!


こういった良い気は、気持ちを前向きにするだけでなく、生命力も強いものにしてくれます!


いつまでも良い縁起を保ち続けられるように、我々は努めていかないといけませんね!